臓腑に係る体質・性格
漢方では「性質・性格」は、生理機能を担っている「臓腑」に係る特徴で、全部で10個ある臓腑のうち、生まれつき働きの良い臓腑が必ず2つあり、その組み合わせにより特徴づけられます。その組み合わせは、全部で80通りとなります(★1)
その2つの臓腑のうち、一方は、交感神経支配の生理(主に活動面)に顕われ、もう片方は、副交感神経支配の生理(主に心理面)に顕われます(★1)
臓腑は、「陰陽五行思想(★2)」から、木火土金水という5つの要素(五行)とその各行における陽陰で、下表に示す計10種類が存在します
同じ行の臓(陰性)と腑(陽性)が協力して1系統の生理機能を担っています
🔹木行は脳神経系を担っており、木行の人は、思考活動が活発で、考えることが好き
なタイプで、善悪・真理に拘ります
🔹火行は生殖循環器系を担っており、火行の人は、生殖器の活動が活発で、日常的に
は愛情活動が旺盛で、愛せるかどうかに拘ります
🔹土行は消化器系を担っており、土行の人は、消化活動及びそれに密接な関係にある
感情活動が活発で、食物に関心が強く感情の起伏が大きく、好き嫌いに敏感です
🔹金行は呼吸器系を担っており、金行の人は、呼吸器系とは外界から気を取込み分
配する役目ですから、気配り活動が活発で、自身に有益かどうかに拘ります
🔹水行は免疫・泌尿器系を担っており、水行の人は、免疫泌尿器系とは外界の邪気や
体内の邪気と対抗する役目ですから、対抗活動が活発で勝ち負けい拘ります
同じ生理機能を担う臓と腑ではどのような違いがあるかですが、以下の様になります(★2)
「腑」の場合は、担う生理機能が、緊張状態の時に活発
「臓」の場合は、担う生理機能が、リラックス状態の時に活発
よく働く臓腑のことを「強」という字を用いて「肝強」や「大腸強」の様に表記します。例えば「肝強」の影響が交感神経支配(活動面)に顕われ、「大腸強」の影響が、副交感神経支配(心理面)に顕われる場合、交感神経の方を先に副交感神経系の方を後ろにして、「肝強・腎強」体質のように表記することとします。
貴方も、是非ご自身の「性質・性格」を知って、日常生活に生かしてみてください
判定をご希望の方は、以下よりお進みください。
★1:東洋医学セミナー(五行類型論Ⅰ~Ⅲ)、竹下雅敏、シャンティ・フーラ
★2:万物は、五行の5つの要素とその各陰陽の計10の要素からなり、かつその10の要素
の1つが優位となり、全体としてはその優位な性質をしめすという思想