
合同会社ウエルネス福賀
代表社員 横 田 浩
1984年 京都薬科大学卒業
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外資系製薬会社本社勤務
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漢方みず堂勤務
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漢方専門店元経営者
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楽しい漢方講座など多数の講座を開催
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漢方専門の薬剤師
私の漢方薬治療との出会い
私は、薬科大学を卒業後は、外資系の製薬会社に本社勤務として入社しましたが 、僅か3年余りで退社することにしました。
その理由は、自社の薬も含め「西洋薬」と言われる薬の殆どが、対症療法で症状は抑えられるのですが、病気の根本は治っておらず元気はつらつとはいかず、逆に身体はダメージを受けて副作用が現われることも多いからです。
また、病原菌などを死滅させる抗生物質は素晴らしい発見なのですが、それでも腸内細菌も同時に死滅させてしまい、腸内細菌のバランスを損なうという問題が残ります。
一方、「漢方薬」の中には、腸内細菌にほぼ影響を与えずに病原菌を抑えたり、免疫力を上げることで細菌の繁殖を抑える有効成分があります。
「漢方薬」は、古い医学の薬ではなく、とても優れたお薬だと思っています。
ただ辞めた当初は、まだ「漢方薬」のことは良くわからず、「漢方ってどんな医学なんだろう」、「漢方薬は体にどのように作用して効果を現すのだろう」と疑問ばかりの状態でした。
漢方の勉強がなかなか進まない中、大阪の漢方専門の木本ドクター(現在、日本中医学会理事長)を知り、この方の漢方のお話がとても勉強になり、分り易かったので漢方のことが急に分かるようになってきました。
私は、若い時から慢性的な便秘に悩まされていましたが、市販の「漢方薬」では下痢になって上手く解決することができなかったのです。
ところが木本先生のクリニックに行き、「漢方薬」を処方してもらうと、みごと自然な良いウンチが出て便秘が解消されるだけでなく、元気になってエネルギーが出てくるのを感じました。
その時から私は、漢方薬の虜になり、25年以上に亘り一途に臨床・研究を重ねることになりました。